コースコンディション不良で競技が中止となり会見した２位の阿部未悠（カメラ・今西 淳）
◆女子プロゴルフツアー 富士通レディース 最終日（１５日、千葉・セブンハンドレッドＣ＝６６９７ヤード、パー７２）
最終ラウンドはコースコンディション不良のため中止となった。３６ホールに短縮競技となり、初優勝を狙った阿部未悠（ミネベアミツミ）が１打差の２位となった。「昨日から悪天候は知っていたし、伸ばさないとと思いながらラウンドしていた。中止になってすごく残念」と肩を落とした。「試合はこれで終わりじゃないし、先のシーズンを頑張りたい」と残り６試合へ前を向いた。
午前１０時３２分、悪天候のため競技が中断となった。中断を聞いたのは同１１時のティーオフに向けショット練習を終えた後だという。「ギャラリーの方が帰っていて、電光掲示板を見たら中断となっていた」と知らぬ間に中断していたという。
年間ポイントランクは３６位から２８位に浮上。来月２日開幕の米女子プロゴルフ協会公式戦・ＴＯＴＯジャパンクラシックへの出場権を獲得した。「ＴＯＴＯの出場を見たら、この位置で終われたことは昨日まで頑張った自分を褒めたい。ボーダーラインが迫っている中で、いいプレーができたことは自信になる」と大舞台の切符に喜びを見せた。「今週は２日間でしたが、自分でいい流れを作ることができて、落ち着いたプレーができていた。来週やその先も続けていきたい」と次週のＮＯＢＵＴＡ ＧＲＯＵＰマスターズＧＣレディースも今週のプレーを継続する。