◆報知新聞社主催 男子プロゴルフツアー メジャー最終戦 日本シリーズJTカップ プロアマ日(29日、東京よみうりCC=7023ヤード、パー70)
ツアー通算2勝の平田憲聖(エレコム)が29日、プロアマ戦で最終調整を行った。今大会初出場の23歳は「(調子は)ぼちぼちです。すごいいいわけでも、悪いわけでもない。もちろん、優勝を目指して、自分のゴルフと向き合いながら4日間戦って、一つでも上の順位でフィニッシュできたら」と意気込んだ。
今季、5月に初優勝を飾り、7月の国内メジャー、日本プロ選手権(北海道・恵庭CC)で初日から首位を譲らない完全優勝で2勝目をあげた。さらに、ここまで国内23試合に出場。フル回転でシーズンを過ごし、疲れはあると認めながらも「でも、試合勘は鈍らないですし、毎週出ているとそれだけ難しいコースでやれる。休んだ方が良かったかもしれないけど、今年はがむしゃらにやってきたので、そのあたりは自分では良かったと思える」と、充実感を得ていた。
先週のカシオワールドオープン最終日の26日は、23歳の誕生日だった。今季賞金王の中島啓太、蝉川泰果と同じ「ミレニアム世代」(2000年度生まれ)の一角は「まずはケガをせず健康にゴルフができたら最高。来年もカシオの最終日あたりが誕生日だと思うので、それまでいい位置にいれるよう、いろいろなことにチャレンジする1年にできたら」と、23歳の抱負を語った。