米沢蓮「一生の思い出」難関18番で唯一バーディー 4差7位発進に「チャンスを待ちながらプレーしたい」


15番、ティーショットを放つ米沢(カメラ ・岡野 将大)

15番、ティーショットを放つ米沢(カメラ ・岡野 将大)

◆報知新聞社主催 男子プロゴルフツアー メジャー最終戦 日本シリーズJTカップ 第1日(30日、東京よみうりCC=7023ヤード、パー70)

 初出場の米沢蓮(24)=ティ.エム.プラテック=は出場30人で唯一、名物ホールの18番パー3でバーディーを奪った。4アイアンでピン左3メートルにつけ、冷静に沈め「上りのラインで、しっかり打った。一生の思い出になりました」と声を弾ませた。

 67で回り4打差の7位発進に「大満足な一日」。前週のカシオワールドオープンで2位に入り、賞金ランク22位で最終戦出場枠に滑り込んだ。開幕3日前の27日には真っ先に18番グリーンに向かい、ボールを手で転がし急傾斜を入念に研究した。28日は東北福祉大の先輩、金谷と練習ラウンド。「久しぶりに一緒に回らせてもらい、刺激になった。改めて30人しかいないフィールドに自分が入れたんだと実感した」と気持ちを高め臨んだ。

 好位置につけたが「欲を出したら、ここはやばい。今日みたいにチャンスを待ちながらプレーしたい」と、2日目以降も冷静に攻略する。(岩原 正幸)

最新のカテゴリー記事