岩井明愛は逆転五輪選出へ意欲「6月までに何勝かできたら」 現在国内5番手のランク36位


真剣な表情でアプローチ練習する岩井明愛(カメラ・今西 淳)

真剣な表情でアプローチ練習する岩井明愛(カメラ・今西 淳)

◆女子プロゴルフツアー開幕戦 ダイキンオーキッドレディス プロアマ戦(28日、沖縄・琉球GC=6595ヤード、パー72)

 昨季3勝を挙げ、メルセデス・ランク3位と躍進した岩井明愛(あきえ、ホンダ)はプロアマ戦を終え、「すごく楽しみ。自分のプレーに集中してやるべきことをやっていけたら。明日から岩井明愛らしく、楽しんでプレーしたい」とハキハキと意気込みを口にした。

 現在日本勢5番手の世界ランク36位。6月までの序盤戦での活躍で、逆転でのパリ五輪代表入りに意欲を示す。「もうちょっと頑張っていかないと(出場権に)手が届かない。可能性はなくはないので、一試合一試合全力で頑張りたい。6月までに何勝かできたら、一番いい」と強調した。

 昨年はプロ初優勝を含む3勝を挙げ、海外メジャー2試合にも挑戦し、飛躍の年となった。今季はここまでサウジアラビアとタイで試合に出場し、予選落ち、60位という悔しい結果に終わった。「海外の芝だったり、日本にはないというか。アプローチ、パターはすごく重要。もっと熱を入れて練習していきたい」と前向きに話した。

 初出場した昨年大会は6位と好相性で「いいイメージはある」という。コースについては「グリーン周りは難しい。ボールが埋まる感じなので、選手たちは苦戦すると思う」と口元を引き締めた。

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