小祝さくらは10番で痛恨ダボ「本当にもったいない」 4打差追う最終日へ「あきらめないプレーを」


3番ティーショットを放つ小祝さくら(カメラ・今西 淳)

3番ティーショットを放つ小祝さくら(カメラ・今西 淳)

◆女子プロゴルフツアー 明治安田レディス 第3日(9日、高知・土佐CC=6273ヤード、パー72)

 2打差の2位から出た小祝さくら(ニトリ)は5バーディー、1ダブルボギーの69で4打差の2位で最終日を迎える。

 前半に2バーディーも、10番で第2打がOBとなり痛恨のダボ。一時はトップの鈴木愛に6打離されたが、最終18番で5メートルのバーディーを奪い、このホールを鈴木がボギーとしたため4打差と踏ん張った。

 小祝は「ダボが本当にもったいなかった。自分のミスでそうなってしまったので仕方ない」と振り返った。追いかける展開となる最終日へ「4打差ではあるが、自分のベストを尽くしてどうなるか。自分のゴルフにしっかり専念して、最後まであきらめないプレーをしたい」と前向きに話した。

 3日連続同組で回り、この日最少の67をマークした鈴木のプレーに関しては「完璧で、隙のないゴルフをしていた」と脱帽の様子だった。

 今季の新プレーヤーズ委員長に就任した25歳は昨年7月のミネベアミツミレディス以来となる節目の通算10勝目と、単独4位以上でツアー史上年少3位(25歳330日)での生涯獲得賞金6億円突破が懸かる。

最新のカテゴリー記事