松山英樹「優勝できなかった以外は何もない」 自己ワースト3位の38位で13度目のマスターズを終える


◆米男子プロゴルフツアー 今季メジャー初戦 マスターズ 最終日(14日、米ジョージア州オーガスタナショナルGC=7555ヤード、パー72)

 【オーガスタ(米ジョージア州)14日】最終ラウンド(R)が行われ、28位で出た2021年大会王者の松山英樹(32)=LEXUS=は1バーディー、3ボギーの74と伸ばせず、通算7オーバーの38位で大会を終えた。13度出場し、優勝を含むトップ10が3回と好相性を誇る大会で、2012年の54位、14年の予選落ちに次ぐ、3番目に悪い順位だった。以下、現地での主な一問一答。

 ―耐えて耐えての1日だったが

 「まあ、よく曲がりましたね」

 ―ティーショットについて

 「14番ぐらいですかね、良かったのは。まあそれもボギーになっているんで。ちょっと苦しいゴルフでしたね」

 ―林の中から狭い場所を通してパーをセーブした

 「よく曲がるんで、慣れています」

 ―7番の第2打は、すぐにあそこだと

 「はい」

 ―今年のマスターズの4日間を、どう評価

 「何もないです」

 ―厳しい位置からのスタート。ターゲットや意識はどのあたりに

 「ターゲット…うーん…どうですかね。わかりません」

 ―先週からなかなかプレーの内容には満足していないという話が、開幕前からあった。どういった部分が影響した

 「それが分かっていれば、上位でプレーしているんじゃないですかね」

 ―中盤、良いショットもあった。来年のこの大会に向けてつながる部分は今日あったか

 「なかったです」

 ―次のメジャーの全米プローに向けて

 「その前に試合があるので、そこにしっかりと合わせていけるように頑張りたいなと思います」

 ―この成績、順位、自分のプレーをどう捉えている

 「それなりの順位だったっていう話じゃないですか。優勝できなかった以外は何もないですけど」

 ―この4日間で新たに見えたものや収穫は何か少しでもあったか

 「ないです」

 ―全く?

 「はい」

 ―課題は見つかったか

 「それは自分の中でとめているので。ここで言うことではないです」

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