木村彩子が2日間、計8ホールのプレーオフを制し、全米女子オープン初出場決定「バーディーを取らないと勝てない」


入谷響(左)とのプレーオフを制し、全米女子オープン出場を決めた木村彩子(日本ゴルフ協会提供)

入谷響(左)とのプレーオフを制し、全米女子オープン出場を決めた木村彩子(日本ゴルフ協会提供)

◆女子ゴルフ 全米女子オープン日本予選(23日、千葉・房総CC、東・西の2コース使用=ともにパー72)

 日本女子ツアー1勝の木村彩子(フリー)が2日間にわたって行われた、アマチュアの入谷響(朝日大)とのプレーオフを8ホール目で制し、最後の一枠をつかみ取った。「日付が変わって、気持ちを新たにしてスタートすることができた。バーディーを取らないと勝てないと思ったので、気を引き締めてピンを狙った」。3メートルをねじ込んでバーディーを奪い、5月30日開幕の全米女子オープン(ペンシルベニア州ランカスターCC)初出場を決めた。

 2ラウンド36ホールで争われた22日は6アンダーの5位で並んだ。出場権獲得を目指し、プレーオフが行われたが、日没サスペンデッドとなっていた。木村は「予選通過はマストで、あとは自分のゴルフでどこまでいけるか挑戦したい」と本大会での目標を語った。

 22日の予選会では尾関彩美悠(あみゆ、JFEスチール)、河本結(リコー)、藤田さいき(JBS)、サイ・ペイイン(台湾)が出場権を獲得していた。

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