
前日練習後に笑顔を見せる都玲華
◇女子プロゴルフツアー 北海道meijiカップ プロアマ戦(7日、北海道・札幌国際CC島松C=6642ヤード、パー72)
21歳ルーキーの都玲華(大東建託)が開幕前日の練習後に取材に応じ、パター改善で上位入りへ自信をのぞかせた。
3週前の明治安田レディスは自己最高の6位。前々週はホステスプロとして出場した大東建託・いい部屋ネットレディスで16位で終えたが、パッティングで収穫があった。同大会の最終日から「構える時に怖いからビビって背中が丸まっていたけど、ちゃんと胸を張ってアドレスをするようにした。(同大会の)4日目の朝に変えて、だいぶいい感じ! 上位に入れるように頑張りたい」と語った。
試合がなかった前週は、千葉の館山で1日半ほどオフを満喫した。一方、AIG全英女子オープンでメジャー&米ツアー初優勝を飾った山下美夢有(花王)の快挙をインターネット配信で観戦し「本当にすごい!」と声を弾ませた。この日朝にはコースで山下と対面。「おめでとうございますと伝えたら、変わらず優しく接してくださって、本当にすてきな人。大スターですね!」と感激した様子だった。
今季は米ツアーで山下、西郷真央(島津製作所)がメジャーを制し、竹田麗央(ヤマエグループHD)と岩井千怜(ちさと、ホンダ)が本格参戦1年目で優勝。日本勢の活躍がめざましい。都は「今年は日本の選手がすごい活躍されていてる。世界との差が埋まってきてるのはすごい。自分もそこに追いつけるように頑張りたい。まずは日本で結果を残したい」と飛躍を誓った。