入谷響、打球はまさかの木の上へ「ほんと何やってるんだろ…」 暫定首位でサスペンデット


18番で第2打を放った入谷響のボールが木の上に乗った状態で競技中断、サスペンデッドとなった(カメラ・今西 淳)

18番で第2打を放った入谷響のボールが木の上に乗った状態で競技中断、サスペンデッドとなった(カメラ・今西 淳)

◇女子プロゴルフツアー 北海道meijiカップ 第1日(8日、北海道・札幌国際CC島松C=6642ヤード、パー72)

 第1ラウンドは雷雲接近のため午後1時52分に一時中断していたが、天候の回復が見込めないため、同2時37分にサスペンデットとなった。

 ツアー1勝の19歳ルーキー・入谷響(加賀電子)は17ホールを終え、5バーディー、1ボギーの4アンダーで暫定首位につけた。

 前半は3番、7番、9番でバーディーを奪取。後半は11番でボギーをたたいたが、12番、13番で連続バーディーを決めた。

 最終18番でフェアウェーからの第2打を3ウッドで放った後、雷雲接近のため、競技は一時中断した。「ほんと何やってんだろ…。大ダフりしちゃった」と打球は右ラフの木の上へ。高さ約3メートルの枝に挟まっているのを同伴競技者に発見してもらい「レーダーで確認したら(自分の)番号が一緒だった」と明かした。翌9日の再開までボールは木の上にあるままだが「しょうがないですね」と話した。

 暫定ながら初日を首位で終えた。初優勝した6月のニチレイレディス以来の2勝目を狙う入谷は「この後はいつも通りの流れで過ごすしかない」と平常心を強調した。

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