
10番、ティーショットを放つ谷原秀人(カメラ・谷口 健二)
◆男子プロゴルフツアー 中日クラウンズ 第2日(3日、愛知・名古屋GC和合C=6557ヤード、パー70)
第1ラウンド(R)で首位スタートを切った選手会長の谷原秀人(国際スポーツ振興協会)が第2Rの前半を終了。10番からスタートし、前半の9ホールを4バーディー、2ボギーで回り、通算8アンダーで、谷原のハーフターン時点で首位をがっちりキープしている。
45歳のベテランは「四十肩、五十肩で左肩が痛い」と言いながらも、第1Rを7バーディー、1ボギーの64をマークし、自身のコース最高スコア(2015年と16年の第3ラウンドの65)を1打更新。「(3月の開幕戦の)東建ホームメートカップ(41位)に比べると、かなり良くなりました。東建の時はショットのたびに激痛でした。トレーナーのお陰で、痛みが減ってきました」と明かす。
第2Rでは谷原は10番からスタート。いきなり、10番、11番で連続バーディー。14番、15番でも連続バーディー。16番、18番ではボギーをたたいたが、節目のツアー通算20勝目に向けて好プレーを続けている。
2打差の2位は9ホールを消化したニュージーランドのマイケル・ヘンドリー(アクシネット)。
第1Rを66で回り、2打差の3位と好発進した石川遼(CASIO)は午前11時30分スタート。2010年大会最終日で世界主要ツアー最小の58をマークして優勝した石川は、得意コースで第2Rも好スコアを目指す。