67の菅沼菜々が単独首位浮上、21年大会覇者の西村優菜は予選落ち ワールドレディスサロンパスカップ第2日


17番をパーセーブし、声援に応える菅沼菜々。通算6アンダーでホールアウトした(カメラ・今西 淳)

17番をパーセーブし、声援に応える菅沼菜々。通算6アンダーでホールアウトした(カメラ・今西 淳)

◆女子プロゴルフツアー メジャー初戦 ワールドレディスサロンパスカップ 第2日(3日、茨城GC東C=6665ヤード、パー72、報知新聞社後援)

 快晴の下、白熱の予選ラウンドが終了した。ツアー2勝の菅沼菜々(あいおいニッセイ同和損保)が4打差14位で出て、硬い高速グリーンを攻略して6バーディー、1ボギーのベストスコア67をマーク。通算6アンダーで単独首位に浮上した。初日を単独首位発進して初優勝を狙う佐久間朱莉(しゅり)、昨年の韓国ツアー賞金女王のイ・イェウォン(韓国)、通算2勝のペ・ソンウ(韓国)が1打差の2位に並んだ。

 メジャー初Vを目指す森田遥、初優勝を狙う金沢志奈が4アンダーの5位。22年大会覇者の山下美夢有(みゆう)、18年大会を制した申ジエ(韓国)、ウー・チャイェン(台湾)が8位。通算4勝の桜井心那、ツアー11人目のメジャー3冠に挑む原英莉花、今季2勝の竹田麗央、ツアー1勝の河本結、通算2勝の川崎春花が2アンダーの10位で続く。

 悲願のメジャー制覇に挑む上田桃子、米ツアーから帰国参戦中の勝みなみ、通算20勝の鈴木愛は3オーバーの42位。アン・シネ(韓国)は4オーバーの52位で決勝ラウンドへ進んだ。

 一方で、米ツアーが主戦場で世界ランク23位の古江彩佳、永久シード保持者の不動裕理は5オーバーの66位で予選落ち。前週初優勝した天本ハルカ、小祝さくら、横峯さくらは6オーバーの80位。米ツアーから帰国参戦した21年大会覇者の西村優菜は、8オーバーの98位でいずれも決勝ラウンドには進めなかった。

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