
第2ラウンドの9番ティーショットを放つ小祝さくら(カメラ・今西 淳)
◆女子プロゴルフツアー アース・モンダミンカップ 第3日(22日、千葉・カメリアヒルズCC=6688ヤード、パー72)
首位と1打差2位から出た小祝さくら(ニトリ)は7ホールまで消化し、通算11アンダーで暫定首位に立っている。この日は午前9時20分に第2ラウンドがスタート。18ホールを6バーディー、ボギーなしの66をマークした。その後、午後5時から第3ラウンドをプレー。7番まで終えたところで、サスペンデッドを知らせるホーンが鳴った。
第3ラウンドは2番でバーディー先行。5番では12メートルをねじ込むと、7番では残り110ヤードからピッチングウェッジを握り、イーグル寸前のショットを披露した。日没が近づき、薄暗い中でのプレーとなったが「遠近感が難しくて、ちょっとダフリそうに見えたり、そこが難しかったですけど、何とかその中でもいいショットが打てた」と持ち前の集中力でスコアメイクした。
海外の試合も含めて、現在222試合連続出場中の小祝。“鉄人”の異名を取るほどタフだが、さすがに疲労感をのぞかせた。「昨日から長丁場というか、すごく体力が削られる感じの内容だった」。21日は午後にスタート予定も、4時間以上中断の末、降雨により順延に。この日は計25ホールをプレーし、最終日は8番のティーショットから29ホールを回る予定。「最後の力を出し切れるように頑張りたい」と、目標とする年間複数回優勝へ向けて意気込んだ。