◆男子プロゴルフツアー フジサンケイクラシック 第3日(31日、山梨・富士桜CC=7424ヤード、パー70)
順延になっていた第2ラウンドが再開されたが、サスペンデッドとなった。23位から出た石川遼(カシオ)は1バーディー、4ボギーの73とスコアを落とし、通算4オーバーで暫定68位としている。第3日終了時点での予選カットラインは3オーバー。2009、10年大会制覇と好相性の大会で、予選落ちの危機となっている。
この日はスタートホールの10番の第2打から再開。パーを重ね、18番で待望の初バーディーを奪った。流れに乗りたいところだったが、5番でボギーをたたくと立て直せず、7番からは3連続ボギーで急失速。「悪い流れを戻しきれずに終わってしまった」と唇をかんだ。
8番パー5ではティーショットがOBに。「フェードを打ちにいったのが、ちょっと曲がりすぎてしまった」と反省を口にした。最終9番はカットラインを意識しながらのプレーに。バーディーパットは「ジャストタッチで狙ったんですけど、気持ちよく強く打っってしまった」と痛恨の3パットでスコアを落とした。「スイングや攻め方を、しっかり整理して、次に生かせれば」と今後の修正を誓った。