プロ9年目の大出瑞月が223戦目で初Vの好機「したらやばいというマインドです(笑い)」


9番、アプローチショットを放ち、笑顔でグリーンへ向かう大出瑞月 (カメラ・豊田 秀一) 

9番、アプローチショットを放ち、笑顔でグリーンへ向かう大出瑞月 (カメラ・豊田 秀一) 

◆女子プロゴルフツアー メジャー第2戦 ソニー日本女子プロ選手権 第2日(6日、沖縄・かねひで喜瀬CC=6670ヤード、パー72)

 プロ9年目の26歳・大出瑞月(ノットグローバルホールディングス)が3位から出て、2バーディー、ボギーなしの70と粘り、通算8アンダーで上位争いに踏みとどまった。

 3番で5メートル、9番で2メートルのバーディーを奪い、ボギーなしと安定したプレーを見せ「(グリーンに)乗って2パットみたいなゴルフ。良くもなく、悪くもなくみたいな」と振り返った。海のない群馬出身で「沖縄の海を見ながら」とリラックスして回った。

 大出の地元・館林市と、開催地の名護市が友好関係にある縁で、親交のある島袋吉和・前名護市長から「頑張れよ」と激励され、発奮した。ホールアウト時点でトップと2打差。ツアー223試合目での初優勝をメジャーで成し遂げる大チャンスに「(3日目は)さすがに緊張するんですかね。1打でも少なく終われれば」。今季QTランク72位から、リランキング35位に上がり、12戦目で上位を争う。「初優勝? したらやばいというマインドです」とおどけて見せた。

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