山下美夢有「伸ばすしかない」 最年少メジャー3冠へ4差3位で最終日へ


11番、第2打を放つ山下美夢有 (カメラ・豊田 秀一)

11番、第2打を放つ山下美夢有 (カメラ・豊田 秀一)

◆女子プロゴルフツアー メジャー第2戦 ソニー日本女子プロ選手権 第3日(7日、沖縄・かねひで喜瀬CC=6670ヤード、パー72)

 第3ラウンドが行われ、2季連続年間女王で今季未勝利の山下美夢有(みゆう、加賀電子)は3バーディー、ボギーなしの69で回り、通算12アンダーとし、首位と4打差の3位で最終日を迎える。

 最終18番パー5、3メートル近いバーディーパットがカップ左を抜けた。前半に3つ伸ばすも、後半9ホールはパーを重ねて終えた。「2日間と比べると今日はまだショットが安定していて、前半はいい流れで3つ(バーディーを)取れたけど、後半なかなかチャンスにつく回数が少なかった。後半伸ばせなかったっていうのがちょっと悔しいところ」と苦笑いで振り返った。

 4位だったパリ五輪、メジャーのAIG全英女子オープンを経て、1か月半ぶりの日本ツアー。「久しぶりに帰ってきてこの暑さ。けっこう温度差がある中でのラウンドで、体力勝負になってくるかなと思う。優勝を狙うには伸ばすしかないので、1打1打頑張りたい」。メジャーは2022年ワールドレディスサロンパスカップ、22、23年のJLPGAツアー選手権リコーカップを制している。23歳37日での最年少3冠へ逆転を狙う。

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