山下美夢有は今季6度目の2位 メジャー3冠へ1打及ばず 「また来週から優勝争いできるように」


2番、ティーショットを放つ山下美夢有(カメラ・豊田 秀一)

2番、ティーショットを放つ山下美夢有(カメラ・豊田 秀一)

◆女子プロゴルフツアー メジャー第2戦 ソニー日本女子プロ選手権 最終日(8日、沖縄・かねひで喜瀬CC=6670ヤード、パー72)

 4打差3位で出た2季連続年間女王の山下美夢有(みゆう、加賀電子)は6バーディー、ボギーなしの66で回り通算18アンダーと追い上げたが、1打届かず今季6度目の2位。史上11人目、最年少(23歳37日)でのメジャー3冠はならなかった。「ショット自体いい状態ではなかったものの、けっこう長いのが入ってくれてパッティングがいい感じだった」と最終日を振り返った。

 2022年が2位、昨年は3位と惜しい結果が続いていた今大会。1番で第2打を1メートルにつけてバーディーでスタートすると、5番、8番でもスコアを伸ばした。17番で5メートル近いバーディーパットをねじ込み、12番では4メートルのパーパットを沈めた。18番パー5は第3打を1メートル弱につけて最後まで食らいついた。

 今季はまだ優勝がない。「結果はこうして上位で戦えているが、内容があまり良くないというか課題もある」と口にし、「ミスのリカバリーが今週はできていたので上位争いができた。粘り強いゴルフをしっかり見直して、また来週から優勝争いできるようにと思っている」と前を向いた。

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