2週連続Vで賞金ランクも首位に浮上!平田憲聖、日本ツアー5勝目は石川遼・松山英樹に次ぐ年少記録に


平田憲聖

平田憲聖

◆日本、韓国、アジア共同開催 男子プロゴルフツアー シンハン・ドンへ・オープン 最終日(8日、韓国・クラブ72CC=7204ヤード、パー72)

 首位から出た平田憲聖(23)=エレコム=が1イーグル、6バーディー、2ボギーの66と伸ばし、通算22アンダーで2週連続優勝を果たした。今季3勝目で賞金2714万400円を獲得し、ランキングトップに浮上した。23歳287日での日本ツアー通算5勝目は17歳の石川遼、21歳の松山英樹に続く年少記録。66をマークした石川遼(32)=カシオ=は12アンダーの20位だった。

 2週連続優勝で、平田が一気に賞金王レースのトップに躍り出た。初日57位、2日目22位から決勝ラウンド2日で16アンダーと巻き返し「初日の出だし4ホール(3ボギー)を考えると、まさか優勝できるとは。本当にうれしい」と歓喜した。

 1番でバーディーを奪うと、5番パー5では残り225ヤードの2打目を4番アイアンで2メートル半につけてイーグル。62で回った第3日からの勢いそのまま、得意のショットでスコアを伸ばした。ライバルとの競り合いにも「自分の一打に集中していた」と冷静さを失わず、1打のリードを守った。

 「(プロ転向前は)こんなに順調にいくとは想像もしていなかった。身が引き締まる思い」と語る。年少3位のツアー5勝目で韓国とアジアツアーの出場権も獲得した。「世界に挑戦できるチャンス。積極的に出場していきたい」と意欲を示した。

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