石川遼 「まだまだこれからでしょ、という気持ちは減っている」33歳初戦へプロアマ戦で最終調整


プロアマ戦に臨む石川遼(カメラ・渡辺 了文)

プロアマ戦に臨む石川遼(カメラ・渡辺 了文)

◆男子プロゴルフツアー パナソニックオープン プロアマ戦(18日、兵庫・有馬ロイヤルGCロイヤルC=7100ヤード、パー72)

 石川遼(カシオ)がプロアマ戦に出場し、19日開幕のパナソニックオープンに向け最終調整を行った。先週のANAオープン(北海道・札幌GC輪厚C)とは10度以上の気温差がある環境での戦いに「秋だと思ったけど、また夏に戻ったみたいな感じ。ANAの時は急激に気温も下がって飛距離も落ちた。そこが元に戻るので、距離感の調整を含めて今日はいろいろ図りながらやっていた」と話した。

 17日には33歳の誕生日を迎えた石川。「23歳の時と比べると、寄り道とかはこの10年前よりはできない。『まだまだこれからでしょ』という気持ちは減っているなというのはある。でも、自分のゴルフ人生はこれからだと思っているというか、思いたいというか、そこがモチベーションになっているのは確か」と、率直な思いを明かした。

 迎える33歳初戦は、同組の池田勇太(フリー)、木下稜介(ハートランド)と、8時25分に10番ホールからスタート。「32歳の1年間は前半と後半で違う角度から自分のゴルフと向き合っていて、だんだんそれがマネジメントの方にシフト出来てきて、少しずつ自分がやっていることが進んできているなという感触はありながら、今を迎えている。本当にテーマはコツコツですね。めちゃくちゃ意気込んではいるんですけど、コツコツは変わらない、それが抱負」と、気持ちを高めた。

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