細野勇策が日本人33年ぶりレフティーVに王手 「楽しく、いい優勝争いをできれば」


2番、ティーショットを放つ細野勇策(カメラ・谷口 健二)

2番、ティーショットを放つ細野勇策(カメラ・谷口 健二)

◆男子プロゴルフツアー バンテリン東海クラシック 第3日(28日、愛知・三好CC西C=7300ヤード、パー71)

 単独首位から出た細野勇策(三共グループ)は4バーディー、2ボギーの69で回り、通算12アンダーで首位をキープした。日本人では1991年のダイドードリンコ静岡オープンの羽川豊以来、33年ぶりのレフティーVに王手をかけた。「ショットも3日間の中では1番良かった。もうちょっと伸ばしたかったですが、いいラウンドだった」と納得の表情で振り返った。

 前日はティーショットに不安を抱えていたが、試合後に調整。「力感を色々修正して良くなった」。コーチを務める父・誠一さんにも練習場での動画を送り、状態を上げたという。

 29日は今季初の最終日最終組。これまでのV争いでは最終日にスコアを伸ばせず、優勝に手が届かなかった。だが、経験を重ねて「慣れてきた。ショットもいいので少し自信になっている」と今週は冷静なプレーができているとうなずいた。「今日もすごい楽しかったので、明日も楽しく、いい優勝争いをできれば」と快挙へ向け、笑顔でのラウンドを心がける。

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