◆男子プロゴルフツアー ACN選手権 第3日(5日、兵庫・三木GC=6993ヤード、パー71)
首位から出た幡地隆寛(ディライトワークス)が6バーディー、1ボギーの66で回り、通算17アンダーで首位をキープした。前週のバンテリン東海クラシックに続く2週連続Vに王手をかけた。1番でベタピンにつけるショットでバーディーを奪い、3番パー3では10メートルを沈め、スコアを伸ばした。「今日はナイスプレーだった。あの長いパットが入って、良い流れでいけるんだろうなと思った」と好スコアのきっかけとした。
4日のラウンド後には、今週3度目のダーツを楽しんだ。「ゴルフをやめて、1か月ガチで練習したらプロテストに受かる」というほどの実力者。パーフェクトが1200点のカウントアップでのベストは、1100点だというほど。「再現性を高める部分」がゴルフでのアプローチ、パターに通ずるものがあるという。大学卒業後は離れていたが、今年7月、9年ぶりに再開。「最近は一人で行き始めちゃったんで、危ないですね」とどっぷりはまっている。
首位で最終日を迎えるのは自身初。前週から優勝争いを続け、「気力がもつかな…」とやや不安げ。それでも、6日は東北福祉大の1年先輩・竹安俊也と最終組を回ることととなり、「自分の中で和みながら回れるのかなと思う。面白いんで、あの人」と笑った。アジアンツアーを含め、今年3勝をマークした飛ばし屋が2週連続Vへ挑む。