◆女子プロゴルフ センコーグループLady Go カップ(5日、滋賀・蒲生GC)
国内女子ツアー通算14勝の有村智恵と同2勝の原江里菜が発起人となって、3年目を迎えたツアー外競技の今季第3戦が開催された。
結婚や出産などを経験した30代以上の選手が中心で行われる大会。今回は2人1組のペアマッチによる9ホール変則ストロークプレー。15組30人が出場し、前半9ホールを「スクランブル方式(全員がティーショットを打ち、いい方の球を第2打で選択する)」で、後半9ホールを「オルタネート方式(1つのボールを交互に打つ)」で争った。
2013年賞金女王でツアー通算12勝の森田理香子、ツアー1勝の藤本麻子組が通算9アンダーで初優勝を飾った。優勝賞金200万円を獲得した。原と土肥功留美組が7アンダーの2位、比嘉真美子、大城さつき組が5アンダーの3位だった。
今季から6年ぶりにツアー復帰を果たした34歳の森田は、ツアー外競技とはいて復帰後初優勝となった。「素直にうれしいです。久々の優勝で緊張もしましたけど、楽しかったですね。よかったです」とにこやかに振り返った。藤本は「今回、森田プロとチームを組ませてもらって。学年は(森田の方が)1つ先輩で、ジュニアの頃からアマチュアの代表チームでも一緒で。本当に懐かしい感じでした。久々に森田プロのパワフルなゴルフを間近で見せてもらって、優勝もさせて本当にうれしかったです」とほほ笑んだ。