尾関彩美悠は今季2度目の2位に涙… 今季8度目トップ10も通算2勝目遠く 「この経験を無駄にしないように」


通算13アンダーの2位に終わった尾関彩美悠(カメラ・今西 淳)

通算13アンダーの2位に終わった尾関彩美悠(カメラ・今西 淳)

◆女子プロゴルフツアー スタンレーレディスホンダ 最終日(6日、静岡・東名CC=6610ヤード、パー72)

 3位から出た通算1勝の尾関彩美悠(あみゆ、JFEスチール)は4バーディー、ボギーなしの68と伸ばしたが、通算13アンダーで2打及ばず2位タイで終え、試合後は涙を見せた。

 「ノーボギーで回れたことはすごく自信につながる。自分のプレーに集中することを目標に頑張っていた」と努めて冷静に振り返った。4月のパナソニックオープン以来の2位で、トップ10入りは今季8度目。3日間好スコアをマークしたが、最終日後半に2バーディーにとどまり、22年9月以来の2勝目はならなかった。

 今季7勝の竹田麗央(りお)、今大会で初優勝の佐藤心結(みゆ)と同じ2003年度生まれの「ダイヤモンド世代」の一員。尾関は「心結ちゃんも今年は成績に苦しんだと思うので、優勝を近くで見ることができて、いい刺激をもらえた。この経験を無駄にしないように頑張りたい」と前向きに話した。

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