国内男子プロゴルフツアーの今季最終戦のメジャー、第61回日本シリーズJTカップ(11月28日~12月1日、東京よみうりCC)の記者発表会が8日、開催コースの東京・稲城市の東京よみうりCC(7002ヤード、パー70)で開かれた。
日本シリーズのコース改修が行われるのは12年ぶり。6番の昨年大会の平均スコアは「4.583」で全18ホール中、難度17位とバーディーラッシュのホールだった。コース管理担当の関野浩之さんは「2オンした選手が3パットすることもありうる。改修して初めてなので(名物の)18番パー3と同じく特別なホールになる」と見どころを語った。
新グリーンの傾斜や起伏は、他のホールよりきつく作られた。グリーン左にはバンカー、右側にはグラスバンカーが待ち受ける。多くの選手が2オンを狙うには十分可能な距離だが、グリーン周りのワナが鍵を握りそうだ。関野さんは「プロがどう攻略するのか楽しみ」と新設されたグリーンでの戦い方に期待を寄せた。