馬場咲希 最終18番パー4でまさかの「8」…国内プロデビュー戦は14位


18番で背丈ほどあるバンカーから1回で脱出できずこのホール+4のダブルパーをたたいた馬場咲希。通算8アンダーの14位に終わった(カメラ・今西 淳)

18番で背丈ほどあるバンカーから1回で脱出できずこのホール+4のダブルパーをたたいた馬場咲希。通算8アンダーの14位に終わった(カメラ・今西 淳)

◆女子プロゴルフツアー 富士通レディース 最終日(13日、千葉・東急セブンハンドレッドC=6697ヤード、パー72)

 今季米下部ツアーを主戦場とし、プロとしての国内ツアーデビュー戦となった馬場咲希(サントリー)は1打差4位から出て4バーディー、1ボギーと、パー4で8打を要したダブルパーで73とスコアを落とし、通算8アンダーの14位だった。

 終盤まで優勝争いにからむも、最終18番パー4で6オン2パットの「8」。「感覚は悪くなかった」という第2打は、高いアゴを要するグリーン左手前の名物バンカーにつかまった。1打では脱出できず、4打目はピンとは別の方向に出すだけ。トップ10から転がり落ちた。ホールアウト後は「最後のホールはもったいないけど、それまではうまくできていた。いい勉強になった」と目を赤くしながら気丈に話した。

 下部ツアー最終戦を6日に終えて8日夕方に帰国し、連戦を戦い抜いた。「優勝争いができると思っていなかったので、今日を1打差の位置で迎えられたことはすごいよかった」。今大会で得た課題と収穫を持ち帰り、12月の米ツアー最終予選会に挑戦する。「学んだことはたくさんあった。それをあと2か月弱くらいの練習に生かしていけたらいいなと思う」と前を向いた。

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