畑岡奈紗は2位で5年ぶり国内V逃す 「ここまで来たら勝ちたかった」も「やり切れた」と手応え


畑岡奈紗

畑岡奈紗

◆女子プロゴルフツアー 延田グループ・マスターズGCレディース 最終日(20日、兵庫・マスターズGC=6506ヤード、パー72)

 トップと3打差の5位から逆転を狙った畑岡奈紗(アビームコンサルティング)は5バーディー、1ダブルボギーでこの日ベストスコア69で通算13アンダーの2位。19年日本女子オープン以来の国内優勝はならなかった。

 1番でチップインバーディーを奪い、3番でダブルボギー後、4番でバーディー。後半に12、13番で連続バーディー後、15番で2・5メートルのバーディーパットを沈めトップのイ・ミニョン(韓国)に一時並んだ。1打追って迎えた最終18番は7~8メートルのバーディーパットがカップ手前で止まりパーに終わり、悔しそうな表情を浮かべた。

 「久々の日本ツアーで上位フィニッシュしてうれしい気持ちもあるが、ここまで来たら勝ちたかった。この4日間、楽しくできて、やり切れた」と振り返った。前週の米ツアー(中国・上海、9位)から日本に戻り「中国から帰ってきてショットが思うようにいかなかったので、水曜日まで調整しながらやっていた。ちょっとしたことで変わり、それが試合中もできた。残りの試合につながる良い試合だった」と前向きに話した。

 今季国内ツアー初出場で、17年大会(2位)以来7年ぶり出場。日米通算11勝の実力者は、日本のファンの応援に「温かさを感じた」と感謝した。

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