松山英樹は34位に後退 「早くアンダーパーの世界に入りたい」 シェフラーが1差2位に浮上


◆米男子プロゴルフツアー ジェネシス招待 第2日(14日、米カリフォルニア州トーリーパインズGC=7765ヤード、パー72)

 前年覇者の松山英樹(LEXUS)は2バーディー、2ボギーの72で回り、通算2オーバーで25位から34位に後退した。首位とは10打差で週末を迎える。ホールアウト後、中継局のインタビューに応じ「ショットもだいぶ良くなってきた。その代わり、アイアン(ショット)がチャンスにつけられなかったというところで、もどかしい一日になった」と肩を落とした。

 10番スタートのこの日。グリーンを外した12番でボギー先行とした。続く13番パー5は残り56ヤードの第3打をピン真横にピタリとつけ、取り返した。だが、15番では5メートルから3パット。「あのパットも悪くなかったが、そこからおかしくなってきた」と悔しさをにじませた。後半は2番で2打目を70センチにつけてイーブンパーでこの日を終えた。

 ショット面はフェアウェーキープ率64・29%、パーオン率88・89%と前日から改善も、グリーン上ではフラストレーションのたまる一日となった。「ちょっとしたところだと思うので修正したい」と話した。連覇のかかる今大会。トップとの差は広がったが、「早くアンダーパーの世界に入りたい」と週末を見据えた。

 デービス・トンプソンが66と伸ばして8アンダーでトップ。世界ランク1位のスコッティ・シェフラー(ともに米国)が1打差2位につけた。

最新のカテゴリー記事