松山英樹 パッティング復調で13位浮上「いい感じかなと思うものがあった」 昨年と同じく6打差で最終日へ


◆米男子プロゴルフツアー ジェネシス招待 第3日(15日、米カリフォルニア州・トーリーパインズGC=7765ヤード、パー72)

 35位から出た前年覇者の松山英樹(LEXUS)は6バーディー、2ボギーの68をマークし、通算2アンダーの13位に浮上した。ホールアウト後、中継局のインタビューに応じ「パッティングが入ってくれたおかげで良かった」と振り返った。

 1番は3オン2パットのボギー発進。だが、2番で3メートルを沈めて取り返した。3番パー3ではショートサイドを狙い、4・5メートルのバーディーパットを決めた。その後も6番パー5で6メートル、7番で4メートルのバーディーパットをねじ込み、前半を3アンダーで折り返した。後半に入ってもパッティングが好調。12番は左ラフからの2打目が大きくショート。7メートルのパーパットは強気で打ち、カップを2メートルオーバーした。あわやダブルボギーのピンチだったが、見事に流し込みボギーでとどめた。直後の13番でも3メートルのバーディーパットを決め、15番では12メートルをねじ込んでこの日最多タイ6つめのバーディーを奪った。

 第2ラウンドまではパッティングが不調。一転してこの日の平均パット数は全体2位の「1・5」を記録した。「昨日終わったあと、いい感じかなと思うものがあった。それが結果につながってくれて良かった」と復調のきっかけつかんだという。昨年大会と同じく、首位とは6打差で最終日へ向かう。「いいプレーができるように準備したい」と気を引き締めた。

 68で回ったパトリック・ロジャース(米国)が8アンダーの単独首位に浮上。2位からスタートした世界ランク1位のスコッティ・シェフラー(米国)は76をたたき、5打差8位に後退した。

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