中嶋常幸、AON復活を熱望「青木さんとジャンボとシニアオープンを」「華々しく終わるのはどう?」


ジュニア交流会に参加後に取材対応した男子ゴルフの中嶋常幸(カメラ・星野 浩司)

ジュニア交流会に参加後に取材対応した男子ゴルフの中嶋常幸(カメラ・星野 浩司)

 男子ゴルフで国内ツアー通算48勝の中嶋常幸が16日、茨城・笠間市の宍戸ヒルズCCでジュニア交流会を行った。

 昨年10月に70歳を迎えたレジェンドは両膝の痛みと戦っており「かなり頑張って治療もトレーニングもやってるけど、良くはならない」と明かした。昨季は9月に日本シニアオープンで予選落ち、10月にファンケル・クラシックで72位と2試合のみ出場。今季は「ファンケル、スターツ、マルハンの3試合を目指す」と見据えた。

 05、06、08年に3度優勝経験がある日本シニアオープンへの出場は「もういいでしょ。難しいし、ラフも深い。年寄りをいじめてどうするんだよと。でも、若い時にバリバリのコンディションで苦しみながら優勝した頃を思い出してすごい楽しかった。出られたらいいと思うけど、約束もできない」と本音をのぞかせた。

 その上で「青木さんとジャンボと3人で出てやれれば面白いよね!」。1980~90年代にツアーをけん引した青木功、尾崎将司、中嶋の3強「AON」の復活、競演を提案した。

 中嶋は「3人がシニアオープンでやって、華々しく終わるのはどうよ? 冗談のような、本音のような(笑い)。気持ちよく終われるじゃない」。永久シードを保持する青木、尾崎ともに長らく試合には出場しておらず、実現する可能性は低いが、「ゴルフ界に感謝を込めてやってもいいんじゃないかと思う」と熱望していた。

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