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新シーズン開幕イベントに参加した(左から)青木、蛭田、山内(カメラ・高木 恵)
女子プロゴルフの新シーズン開幕イベントが22日、羽田空港で行われ、青木瀬令奈(リシャール・ミル)、蛭田みな美(ユアサ商事)、山内日菜子(ライク)がトークショーに参加した。開幕戦のダイキンオーキッドレディス(3月6~9日、沖縄・琉球GC)の優勝者は誰? と問われた3人は「自分」と回答し、会場のファンから拍手を浴びた。
イベントは「今年のツアーはここが熱い」というテーマでスタート。青木は「戦国時代」とボードに記し、「毎週、だれが勝ってもおかしくない」と口にした。昨季のメルセデスランキング上位者が、そろって米国に主戦場を移した。竹田麗央が8勝、山下美夢有は2勝、岩井明愛と千怜がそれぞれ3勝で、37戦中16勝を挙げていた。
青木が「去年の勝利数だけで言ったらチャンスは増えるかなと思ってはいるけど、本当に下からも新しい選手が上がってきている」と力説し、蛭田は「フィールドのレベルはそんなに変わらないと思っているので、一打一打頑張るだけ」。山内も「『チャンスだね』ってすごく言われるけど、全然そんなことない。本当にみんなのレベルが上がっている。チャンスが来たらしっかりつかみ取りたい」と続いた。
ツアー5勝の青木は、昨年11月末に両足の親指付け根裏側の種子骨の骨折が判明し、足の負担軽減のため体重を10キロ落とした。技術面では、生命線のショートウッドやユーティリティーのカットボールを生かすため、球筋をフェードからドローに戻した。「今年はメジャー大会に照準を合わせつつ、複数回優勝を目指したい」と今季のテーマを掲げた。
2023年CATレディース以来の勝利がかかる蛭田は、「今年もシードの継続と、ツアー2勝目が目標」。昨年の伊藤園レディスで�\x80\x9A算2勝目を挙げた山内は「今年も優勝を目指している。その中でもメジャーのタイトルを取れたら格好いいと思うので頑張りたい」と語った。