アジアと豪州共催のニュージーランド・オープンの会見に出席した石川遼（JGTO提供）
男子ゴルフのアジアツアーとオーストラリアツアーの共催大会「ニュージーランド・オープン」は２７日、ニュージーランドのミルブルック・リゾート（コロネット、リマーカブルズの２コース）で開幕する。
日本ゴルフツアー機構（ＪＧＴＯ）が同大会とパートナーシップ契約を結んでおり、日本勢は石川遼（カシオ）、前回王者の幡地隆寛（ディライトワークス）ら２１人が出場する。
石川はニュージーランド初上陸。２６日に会見に出席し「以前からこの大会に興味をもっており、これまで出場してきた選手たちから素晴らしい国、素晴らしい大会ということを聞いていました。今日初めて練習ラウンドしましたが、すべてのコースコンディションが素晴らしいと思います。日本とニュージーランドとの懸け橋となっているこの大会の持つ意味も大きいですし、日本人として２人目の優勝者になれるように頑張りたいです」と抱負を語った。
昨年、日本勢として初優勝を飾った幡地は「自分の名前が入ったこのトロフィーを見ることが出来てうれしいです。それまで優勝することは僕の人生でないのかなと思っていましたが、ここで勝つことが出来てすごく良い方向に進みました。すごく自信を持つことが出来て意識が変わりました。今週もまた優勝できるように頑張りたいです」と力を込めた。
今年で１０４回目となる伝統ある大会。全ラウンドをアマチュア選手と同組でプレーするプロアマ形式で行われ、２日間の予選ラウンドで６０位タイまでが決勝ラウンドに進出する。優勝者には全英オープン（７月、英国）の出場資格が与えられる。