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石川遼
◆アジア、豪州ツアー共催男子プロゴルフツアー ニュージーランド・オープン 第1日(27日、ニュージーランド・ミルブルックリゾートの2コース=ともにパー71)
コロネットCをプレーした初出場の石川遼(カシオ)は6バーディー、5ボギーの70で回り、首位と8打差の79位と出遅れた。
前半から出入りの激しい内容となった。1、2番を連続バーディーで幸先良くスタートするも5番から3連続ボギー。その後も8番でバーディー、9番はボギーとスコアを伸ばせず、1オーバーで折り返した。1オンを狙った13番はティーショットがグリーン右のバンカーへ。2打目は下り傾斜をうまく利用し、ピン右80センチに寄せて、バーディーを奪った。だが、14番は強めに打ったバーディーパットが4メートルカップをオーバーし、3パットのボギーをたたいた。15番パー5は2オン2パット、16番パー3は2・5メートルを沈めて、アンダーパーに乗せ、初日を終えた。
2022年の日本ツアー賞金王・比嘉一貴(フリー)が65をマークし、3打差6位と好発進。木下稜介(AKRacing)は66で9位。阿久津未来也(フリー)、堀川未来夢(Wave Energy)、鍋谷太一(国際スポーツ振興協会)が67で23位。前回大会覇者・幡地隆寛(ディライトワークス)は69で61位スタートとなった。
大会は日本ゴルフツアー機構(JGTO)とパートナーシップを結んでいる。石川、幡地ら日本勢19人と、アジアツアー賞金ランクシードの資格で比嘉、同ツアーQT1位の村上拓海(フリー)が出場している。プロアマ形式で行われ、第2ラウンド終了後60位タイまでの選手が決勝ラウンドに進出する。優勝者にはメジャー、全英オープン(7月17~20日、英国・ロイヤルポートラッシュGC)の出場権が与えられる。