男子ツアーに19年ぶり女子が出場へ 前沢友作氏企画の新規大会「前沢杯」に菅沼菜々と寺西飛香留


菅沼菜々

菅沼菜々

 男子ゴルフの日本ツアー新規大会、前沢杯(4月24~27日、千葉・MZ・GC)の事務局は28日、出場選手100人を発表した。女子ツアー2勝の菅沼菜々(25)=あいおいニッセイ同和損保=、女子で初めて日本ゴルフツアー機構(JGTO)のツアープレーヤーの権利を得た寺西飛香留(ひかる、24)=フリー=もエントリーした。ともに主催者推薦での出場。女子選手が男子ツアーに出場するのは2006年のカシオワールドオープン以来、約19年ぶりとなる。

 衣料品販売大手ZOZO創業者の前沢友作氏(49)が企画する大会。最長10日間開催されるプロアマ戦の参加券は1組100万円で販売される。プロアマ戦による収益を賞金に充て最大で総額4億円、優勝8000万円が想定され、予選落ちなしで行われる。ラウンドガールがプロアマ戦、本戦ともに全組に帯同するが、2人の女子選手も大会に花を添える。(富張 萌黄)

 ◆男子下部ツアーに参戦した女子選手 これまで15人が挑戦。05年カニトップ杯チャレンジに小川あいが初めて出場。18年i Golf Shaperチャレンジでは宮里美香が、女子選手では国内男子ツアー史上初のアンダーパーをマーク。寺西は昨年のディライトワークスJGTOファイナルに出場し、2日間通算3オーバーの98位。

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