
トークショーを行った女子ゴルフの宮里藍さんと宮里聖志(カメラ・星野 浩司)
女子ゴルフで元世界ランク1位の宮里藍さんが9日、ブルーベイLPGA(中国)で米ツアー2勝目を挙げた竹田麗央(ヤマエグループHD)を絶賛した。
パシフィコ横浜で開催された「ジャパンゴルフフェア」でブリヂストンのトークショーに参加後に取材対応。米ツアー本格参戦1年目で優勝した21歳の竹田について「ポテンシャル(潜在能力)はすごいので、(優勝は)時間の問題だと思っていた。(コースの)得意・不得意は出てくると思うけど、竹田さんの飛距離があればどのコースも攻めていけるポイントはすごくある。飛距離が武器になる。アメリカスタイルというか、米ツアーで戦う武器がいっぱいある」と太鼓判を押した。
史上最多13人の日本勢が参戦している今季の米ツアーについて「層が厚くて楽しみ。どの選手が勝ってもおかしくない」と藍さん。自身は2006年から本格参戦した米ツアーで日本勢歴代2位の9勝を挙げた実績があるが「あくまでも私の勝利数なので、それは関係なくどんどんいってくれって感じです」と大きな期待を寄せた。
イベントでは、兄の宮里聖志、清水大成、平本世中の男子プロ3人とトーク。2017年限りで現役を引退した藍さんは、今季の目標について「去年のゴルフフェアで60台をまた出したいと掲げて、3~4か月後に達成した。今年はギアが変わるので、新しい体制で60台をもう1回出したい。宮里藍インビテーショナルというジュニア大会をやっていて、そこも頑張っていきたい」と力説した。
また、48歳の聖志は「次の目標はシニアで頑張りたい」、清水は「賞金王を目指す」、平本は「まず1勝。(昨年に続き)もう1回サンドセーブ率賞を取りたい」とそれぞれ抱負を語った。