若手ゴルファーを支援「サステナブルゴルフツアー」第2回大会は高橋慧が初出場V「いいゴルフができた」


「ZAMST OPEN」で優勝した高橋慧(右)と日本シグマックス取締役・三宅俊明氏

「ZAMST OPEN」で優勝した高橋慧(右)と日本シグマックス取締役・三宅俊明氏

 将来ツアープロとして活躍を目指す若手ゴルファーを応援する目的で昨年からスタートした「サステナブルゴルフツアー」の第2回大会となる「ZAMST OPEN」が17日、埼玉・オリムピックナショナルゴルフクラブEASTで開催され、初出場の高橋慧(けい、27)が3アンダーで優勝に輝いた。

 高橋は開始4ホールで3バーディーを記録すると、風が強くなった後半は耐えるゴルフで順位をキープ。「とても素晴らしいコースでいいゴルフができた。諦めることなく切れることなく、18ホール同じ気持ちで回れたのが良かったと思います」と笑顔で振り返った。

 2015年12月にプロに転向し、20年10月の日本オープンでは9位に入った。昨季は背中痛に苦しみ精彩を欠いたが「今はどこも痛くない。ゴルフに向き合えると思う」と高橋。「今後はミニツアーに出ながら、来年に向けての予選会で結果を出せるように頑張りたい」とさらなる飛躍を誓った。

 「サステナブルゴルフツアー」は企業の社会貢献、スポーツ振興、およびイメージ向上に貢献するミニツアー。バレーボール男子日本代表・西田有志(25)や同代表・高橋藍(らん、23)、バスケットボール男子日本代表・富樫勇樹(31)といったトップアスリートをサポーターなどで支えているメインスポンサー・ZAMST(日本シグマックス)は、今月から新たに発売したゴルフ用インソールを会場で選手に提供した。

 同ツアーの代表を務める加藤陽氏は「参加した選手が『出場して良かった。また出たい』と思ってもらえるような試合作りをこれからも頑張っていきたい」とあいさつ。第3回大会は9月29日に開催される。

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