首位発進を決めた小林光希（カメラ・高木 恵）
◆女子プロゴルフツアー アクサレディス宮崎 第１日（２８日、宮崎・ＵＭＫＣＣ＝６５３８ヤード、パー７２）
本格参戦２年目の小林光希（三徳商事）は６バーディー、２ボギーの６８をマークし、首位発進を決めた。１番パー５で３打目をピンそば８０センチにピタリとつけ、バーディー発進。「スタートでバーディーだったので気持ちは楽に回れた」とその後も６バーディーを奪取した。
開幕から２試合はともに予選落ち。「フワフワしているというか、試合ってどんなのだったかなという感じで、よく分からなくてバタバタしていた」と試合勘を取り戻すのに時間がかかったが、３試合目は最高のスタートを切った。今週はアイアンのヘッドを変更。縦距離が合い、８番パー５は９アイアンでピンそば８０センチ、９番は８アイアンで３メートルに絡めて、スコアを伸ばした。
初出場だった昨年大会で６位とコースとの相性は良い。「コースが好き。良い印象で今週は来られた」と笑みを浮かべた。今大会の目標は「優勝。きょうはロングパットの距離感が合わなかったので、そこがもうちょっと良くなったら」と初Ｖへのカギを挙げた。昨年はトップ１０入り５回でシードを獲得した２２歳。試合勘を取り戻し、一気に初優勝をたぐり寄せる。