ルーキー・荒木優奈 「マネジメントは頭にしっかり入っている」 慣れ親しんだコースで堂々の首位発進


首位発進したルーキーの荒木優奈(カメラ・高木恵)

首位発進したルーキーの荒木優奈(カメラ・高木恵)

◆女子プロゴルフツアー アクサレディス宮崎 第1日(28日、宮崎・UMKCC=6538ヤード、パー72)

 ルーキーの荒木優奈(Sky)が4バーディー、ボギーなしの68で回り、首位発進した。地元の宮崎・日章学園高出身で、今大会コースは何度も回ったことがある。「コースマネジメントは頭にしっかり入っていると思うので、そこは経験が生きた」とアドバンテージを活用し、堂々の好スタートを切った。

 前半に3つ伸ばすと、15番では会心の一打を見せた。残り178ヤードで5ユーティリティーを握ると、ピンそば50センチにピタリ。ハーフターン後は強風も吹き荒れたが「バーディーチャンスにつく回数が減ったと思うけど、しっかり耐えられた」と胸を張った。

 高校の同級生・菅楓華(すが・ふうか)は今季開幕から2試合連続で2位に入った。前週もプロテスト同期の青木香奈子が13位など、ルーキーたちが躍動している。「すごく刺激になったし、自分も優勝争いがしたい」と目を輝かせる。慣れ親しんだコースでの残り2日間へ向けて「まずは明日、しっかり最終日に上位争いできる位置で終われるようにプレーしたい」。アマチュアだった昨年、ツアーで2度トップ10入りした若き実力者。プロ3戦目での初優勝を目指していく。

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