
笑顔で10番をスタートする工藤遥加。初日1アンダーでホールアウトした(カメラ・今西 淳)
◆女子プロゴルフツアー ヤマハレディース 第1日(3日、静岡・葛城GC山名C=6475ヤード、パー72)
第1ラウンドが行われ、前週のアクサレディス宮崎でプロ15年目の初優勝を飾った工藤遥加(加賀電子)は4バーディー、3ボギーの1アンダー71で回った。
雨が降りしきる中、前半の13番、14番で連続バーディーを奪うなど、3つ伸ばして後半へ。2番、6番、8番とボギーをたたいたが、最終9番パー4はバーディーでフィニッシュした。
工藤は「先週の流れというよりは、自分のそのホールでの球のチョイスは今日もよかったと思う。そのおかげで前半スコアがまとまって、後半はもったいない部分はあったけど、全体的に良かった」と総括。優勝したことで年内の出場権は確保し「リランキングのこととかは気にならないので、そこは良い思う」と心理的に余裕も生まれた。
第1打は低弾道のショットでフェアウェーを多くとらえた。同コースはフェアウェーが広く、適度な起伏があり「ここはあまり浮いた球は必要ない。低く打っても235~8ヤードはキャリーする。もっとティーアップを高くしたら250、260ヤードくらいいく。そこを使い分けて打てた」と安定感あるゴルフを見せた。
開幕前夜の2日には、宿泊したホテルで思わぬハプニングに見舞われた。「隣の(部屋の)人のいびきがうるさくて寝られなくて、睡眠が3時間くらいだった。それで後半にちょっとバテちゃったかな」。午後8時30分頃に就寝したが、深夜0時頃に一度起きたそうで「いびきがすごい音で、そこからは30分しか寝られなかった」。同3時すぎに起床し、4時すぎからウォーミングアップして臨んだが、寝不足に苦しんだ。
昨年末の出場予選会(QT)ランキングは51位で今季の出場機会は限定的だっただけに「(当初は)出られないかもしれなかった中で、安いホテルをおさえて泊まったけど、壁が薄すぎた」と苦笑い。宿泊先の予約は自身で行っており「今日は早く寝たいし、ホテルを変えようかな…」と変更する考えを明かしていた。
前週覇者として出場し、ギャラリーからの注目度が高い中でプレーした。「おめでとうと言ってもらえて本当にありがたい。これからもいいプレーをして、少しでも多くのファンの人を獲得したい。明日はもっとパッティングでいい流れがつかめたらいいかな」と見据えた。