37歳・穴井詩、2年ぶり6勝目「30代、元気よく頑張りたい」 42歳・全美貞とのプレーオフ制す


8番ティーショットを放つ穴井詩(カメラ・今西 淳)

8番ティーショットを放つ穴井詩(カメラ・今西 淳)

◆女子プロゴルフツアー ヤマハレディース 最終日(6日、静岡・葛城GC山名C=6475ヤード、パー72)

 2位と1打差の単独首位で出た37歳の穴井詩(らら、ゴルフ5)が、全美貞(韓国)とのプレーオフを制し、2年ぶりの通算6勝目を飾った。

 最終日は42歳・全美貞(韓国)、39歳・藤田さいき(JBS)とともに、平均年齢は39・3歳のベテラン3人で最終組をプレーした。激しい雨が降った前半は、2番でバーディーを奪取。雨がやんだ後半は14番で3パットでボギーを打ったが、15番パー5でバーディーを奪い返した。

 17番では自身がパーとした一方、バーディーを奪った全に通算13アンダーで追いつかれた。最終18番は全が決めれば優勝が決まる数10センチのバーディーパットを外し、プレーオフに突入。穴井は1ホール目でバーディーを奪い、決着をつけた。

 23年4月のパナソニックオープン以来となる通算6勝目を挙げた。優勝インタビューでは「本当にうれしいです。これからも30代、元気良く頑張りたいと思います」と喜びを語った。

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