
工藤遥加
◆女子プロゴルフツアー ヤマハレディース 最終日(6日、静岡・葛城GC山名C=6475ヤード、パー72)
前週に初優勝した工藤遥加(加賀電子)は28位から出て4バーディー、ボギーなしの68で回り、通算6アンダーの12位で終えた。
前半の2番から3連続バーディー奪い、その後はパーが続いた中、最終18番をバーディーで締めた。「もうちょっと伸ばしたかった。難しいところにピンが切ってあったけど、(雨で)グリーンも止まる条件だったので、距離感さえ合わせらればバーディーは取れると思っていた。あと2つぐらいほしかった」と振り返った。
今週はハプニングに見舞われながらも好結果を残した。宿泊したホテルの壁が薄く、第1日の前夜は隣の部屋の宿泊客のいびきがうるさくて約3時間しか睡眠できず。第2日のラウンド後にホテルを見つけて変更し「ぐっすり寝られました。しっかり自分のアラームで起きました。(ホテル代は)ちょっと高かったけど、予選を通ったんで良しとして」。宿泊先変更がコンディション改善につながった。
前夜は夜8時前に就寝し、深夜2時45分に起床した。「ホテルで体幹をやって、(クラブハウスに)移動して30分やる。2回アップをやるので時間はかかってしまうけど、『(準備を)もっとできたな』と思って試合をやりたくないので。他の人よりも体の動きがあまり良くないので、ちゃんとやらないとと思ってる」と準備を怠らない。
今後に向けて「また優勝できるようなポジションで回れるようにしたい。そのためには自分の課題やプレーに集中することが大事だと思うので、その点は崩さずやっていきたい」と見据えた。