◆米男子プロゴルフツアー マスターズ 第2日(11日、ジョージア州オーガスタ・ナショナルGC=7555ヤード、パー72)
史上6人目のキャリアグランドスラムを狙うロリー・マキロイ(英国)は27位から出て66をマークし、通算6アンダーで3位に浮上した。
13番パー5は残り214ヤードの第2打をピン右約3メートルにつけ、イーグルを奪取。4バーディー、ボギーなしでスコアを6つ伸ばした。「自分自身への信念、そしてここにいる他の誰よりも粘り強いという信念を証明できた」と胸を張った。
第1日は13番まで4つ伸ばしたが、15番と17番でダブルボギーをたたいてイープンパーの27位に沈んだ。「昨日は本当に良いゴルフができたと自分に言い聞かせる必要があった。2ホールの悪いプレーで、残りの週の流れを左右されるようなことは絶対にしないと。最終的には、今日、調子を取り戻せたことを誇りに思っている」とかみしめた。
4大メジャーは2011年の全米オープン、14年の全英オープン、12年&14年の全米プロ選手権を制し、計4勝を挙げてきた。マスターズを制すれば、男子では史上6人目の4大メジャー全制覇の快挙となる。「とにかく忍耐強く続けることが大切」と週末の逆転Vを見据えた。