
プロアマ戦で笑顔を見せる有村智恵(カメラ・今西 淳)
◆女子プロゴルフツアー KKT杯バンテリンレディス(18~20日、熊本・熊本空港CC=6565ヤード、パー72)
昨年4月に双子の男児を出産し、ツアー復帰2戦目となる有村智恵(フリー)は16日、プロアマ戦後に取材に応じ、「アンダーパーで回りたい」と抱負を語った。
約2年ぶりにツアー復帰したヤマハレディース(静岡)は、通算10オーバーの113位で予選落ちした。「グリーンはすごく難しいので、ラインを見た時のイメージが時間かかった。ブランクの影響なのかな」と振り返った一方、「久々にここにいるソワソワする感じはなくなった。また日常に戻った」と語った。
地元・熊本で開催される今大会はこれまで何度も出場し、23年にはホールインワンを記録した好相性の大会だ。「勝手知ったるコースだし、絶対的な飛距離よりもコントロールが求められるコース。自分の武器で戦っていける」と声を弾ませた。
第1ラウンドの組み合わせは、48歳の不動裕理、39歳の横峯さくらと同組。有村は37歳ながら最年少となった。「ヤマハで穴井さん(詩、37歳)が最終組最年少って話を聞いて、今回は私が最年少ですよ」と驚きの表情。「不動さんとも『誰かバーディーとったら、みんなで踊ろうね』って話していた。絶対、踊らないですけどね(笑い)。そんな感じで、みんなで取り合っていきたい」と笑顔を浮かべた。