
山下美夢有
◆米女子プロゴルフツアー JMイーグルLA選手権 最終日(20日、米カリフォルニア州・エルカバレロCC=6679ヤード、パー72)
8位から出た山下美夢有(みゆう、花王)が6バーディー、ボギーなしの66と伸ばし、通算19アンダーで今季自己最高の3位に入った。米国に主戦場を移した今年、5戦中トップ10入りが3度と好調だ。
ホールアウト後に中継局WOWOWのインタビューに応じ、「今日はショットも安定していて、いい流れでプレーできていた。16番のバーディーパットを外してしまって流れをつかめなかったところがちょっと悔しいところ」。1メートル強のチャンスを決めきれなかったパー5を残念がった。
フェアウェーキープ率は85・7%、パーオン率は94・4%で、危なげなくプレーを続けた。14番パー3では第1打をグリーン奥に外したが、ロブショットでチップインバーディーを奪った。「(ティーショットを)外してはいけないところだったけど、アプローチで練習した成果が出た。カップインしてくれてよかった」と笑顔を見せた。
次戦の今季メジャー初戦、シェブロン選手権(24~27日、テキサス州・カールトンウッズ・クラブ)へ弾みをつけた。「久しぶりに自分らしいプレーができているのかなと思う。来週はメジャーなので、しっかり準備をして、引き続き頑張りたい」と気を引き締めた。