宮里藍さん「ひっくり返りそうになった」 畑岡奈紗とラウンド 米ツアー日本勢最年長の報告に


プロアマ戦で同組になった宮里藍さん(右)とガッツポーズを作る畑岡奈紗(カメラ・今西 淳)

プロアマ戦で同組になった宮里藍さん(右)とガッツポーズを作る畑岡奈紗(カメラ・今西 淳)

◆日本女子プロゴルフツアー メジャー初戦 ワールドレディスサロンパスカップ プロアマ戦(7日、茨城・茨城GC東C=6675ヤード、パー72、報知新聞社後援)

 元世界ランク1位で米女子ツアー9勝の宮里藍さんが、プロアマ戦で畑岡奈紗(アビームコンサルティング)と同組で回った。ラウンド自体が4月第2週以来だったという藍さんは「楽しかった。奈紗ちゃんとは、めっちゃ久しぶり。私が引退する年にルーキーだったので、試合で回る機会がなくて。引退してから回るのは間違いなく初めて。元気そうだったので、よかった」と笑顔を見せた。

 18ホールをプレー中、会話もたくさんあった。米国の話題で盛り上がるなか、畑岡の一言に衝撃を受けた。「『もう一番上になりました』みたいなことを言っていて、ひっくり返りそうになりました。時の流れを感じました」。今季日本勢の米ツアーメンバーは13人にまで増えた。藍さんが引退した2017年から米国を主戦場にする26歳の畑岡が、今では最年長になった。

 年々層は厚くなり、西郷真央(島津製作所)が4月にメジャーのシェブロン選手権でツアー初優勝を飾ったばかり。「すごい時代になりました。毎年のように日本からメジャーチャンピオンが出る時代になったのか、みたいな感じで見ていました。もう驚きもそんなにないというか、日本人が勝っても『そりゃそうでしょ』っていう感覚があるくらい強い。みんなメジャーは絶対に取りたいと思うので、誰かが達成することで刺激になると思うし、そうやって世界ランク1位が出てくれるといいなと思います」と期待した。(高木 恵)

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