
プロアマ戦で同組になった宮里藍さん(右)とガッツポーズを作る畑岡奈紗(カメラ・今西 淳)
◆女子プロゴルフツアー メジャー初戦 ワールドレディスサロンパスカップ プロアマ戦(7日、茨城GC東C=6675ヤード、パー72、報知新聞社後援)
7年ぶりにワールドレディスサロンパスカップに出場する畑岡奈紗(アビームコンサルディング)が7日、プロアマ戦後に取材に応じ、意気込みを語った。
地元・茨城で開催され、米ツアーを主戦場とする畑岡は18年以来となる出場。「家から来られる大会の1つで、小学校の中学年くらいから見に来てた。コロナをきっかけに日本と海外の行き来も難しくなった時期もあり、日本の試合に出る機会が少なかった。今回は久しぶりに、地元だし出たい気持ちがあった」と参戦理由を説明した。
国内6勝のうち、アマチュア時代を含めて3度優勝した日本女子オープン(16年、17年、19年)などメジャーは4勝。一方、サロンパスカップは唯一出場した18年に16位に終わった。「調子が良くなくて、悔しい思いをした。その成績を上回れる結果を出せるように頑張りたい」と力を込めた。
プロアマ戦では、元世界ランキング1位の宮里藍さんらと同組でプレー。畑岡自身がルーキーだった17年以来のラウンドとなった。「背中を追いかけて目標にしていた。スーパースター」というレジェンドと会話を重ねてアドバイスをもらい、「明るく接していただきありがたい」と感謝した。
都内からアクセスも便利で、毎年多くのギャラリーで沸く同大会。畑岡は「毎年盛り上がる大会なので、私もプレーで盛り上げたい。出るからにはいい成績を目指してやりたい。ベストパフォーマンスができるように頑張る」。メジャー5勝目を見据えた。