激戦に期待 小林浩美会長「今年は実力がきっこう」…今季メジャー初戦、8日開幕サロンパスカップ 


会見する小林浩美JLPGA会長(カメラ・今西 淳)

会見する小林浩美JLPGA会長(カメラ・今西 淳)

◆女子プロゴルフツアー メジャー初戦 ワールドレディスサロンパスカップ プロアマ戦(7日、茨城GC東C=6675ヤード、パー72、報知新聞社後援)

 日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)の小林浩美会長、寺沢範美実行委員長、茂木宏美コースセッティングが出席し、8日の開幕を前に会見を開いた。

 シーズン開幕から7試合が終わり、30代の工藤遥加(加賀電子)、穴井詩(ゴルフ5)らベテランが優勝するなかで、直近3試合は20代の安田祐香(NEC)、佐久間朱莉(大東建託)、菅沼菜々(あいおいニッセイ同和損保)が制している。小林会長は「今年は実力が拮抗(きっこう)した戦いが増えている。初優勝、複数回優勝のチャンスがある。年齢層も幅広く、僅差の戦いが多くなる」と、今年の優勝者が集まる国内メジャー初戦にも大きな期待を寄せた。

 また、ツアー開幕戦で連覇を成し遂げた岩井千怜(ホンダ)や、米通算2勝の竹田麗央(ヤマエグループHD)ら日本人が米ツアーに多数参戦している。小林会長は「優勝スコアが5アンダー、20アンダーなど、いろんな状況でやってる中で選手が鍛えられている。優勝スコアの幅を伸ばさないと米国では通用しない。選手が開花し、上位争いは普通にしている。日本でも競争激化して、いい循環になってる。才能ある選手が多いので開花している」と話した。

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