
笑顔は好調のバロメーター? プロアマ戦で最終調整した桑木志帆(カメラ・今西 淳)
◆女子プロゴルフツアー メジャー初戦 ワールドレディスサロンパスカップ プロアマ戦(7日、茨城GC東C=6675ヤード、パー72、報知新聞社後援)
ツアー3勝の桑木志帆(大和ハウス工業)が最終調整した。「グリーンは止まるけど、速さが出ている。距離も長い。ティーショットで風が吹くと難しくて、気を使うホールがいくつもある」と今年のコースの印象を語った。
今季は7試合中5度トップ10入り。今季1勝まではあとわずかに迫っている。「歯がゆいゴルフが続いていたが、先週からパットとショットの調子がかみ合ってきた。いい感じに調整できているので、期待はできる」と自信を持って今週に臨んでいる。ショット面では昨年と比べてミスの幅が減少。昨季、単年シーズン最多13個のイーグルを奪ったショット力に、さらに磨きがかかっている。
前年の最終戦、JLPGAツアー選手権リコー杯に続くメジャー2冠がかかる今大会。だが、「意識はあまりない。ほかの試合も勝ちたいし、やることは一緒」と特別な思いはない。メジャー覇者として乗り込むことに対しても、意識は変わらないという。優勝スコアは10アンダーを予想。「1日2アンダーを目指す」と意気込んだ。