都玲華「鬼のピンチ」をボギーでしのぎ9位で最終日へ 「トップ10に入れたら、もう最高」


2番ティーでマスカットを頬張る都玲華。通算2アンダー9位と健闘(カメラ・今西 淳)

2番ティーでマスカットを頬張る都玲華。通算2アンダー9位と健闘(カメラ・今西 淳)

◆女子プロゴルフツアー メジャー初戦 ワールドレディスサロンパスカップ 第3日(10日、茨城GC東C=6675ヤード、パー72、報知新聞社後援)

 11位から出たルーキーの都玲華(大東建託)が2バーディー、2ボギーの72で回り、通算2アンダーの9位に順位を上げた。「鬼のピンチ」と振り返ったのが5番だった。第2打がグリーン左手前のバンカーの縁につかまった。外に両膝をついてクラブを振った第3打を、ピン手前10メートルに乗せ、ボギーでとどめた。

 清水重憲(しげのり)キャディーと、今週初タッグを組んでいる。「ノリさんの嫌いなものが野菜とダブルボギーなんです。今日もダボを届けちゃう、と思って。でも2人とも『もうしかたないからいいよ』みたいな感じで気楽にやれて、なんとかボギーでいけました」と笑顔で振り返った。

 最終18番パー5で2メートルを沈め、2アンダーにした。「最後がバーディーで浮かれそうになったけど、明日は明日なので切り替えたい。トップ10に入れたら、もう最高かなと思う」。初出場の大会で、上位フィニッシュを目指す。

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