◆米男子プロゴルフツアー トゥルーイスト選手権 第3日(10日、米フィラデルフィア州クリケットクラブ=7119ヤード、パー70)
第3ラウンドが行われ、33位から出た松山英樹(LEXUS)は9バーディー、2ボギーの63をマークし、通算10アンダーの5位に浮上した。トップと4打差で最終日を迎える。最終18番でグリーン奥からの第3打をカップに放り込み、3連続バーディー締め。「最後はラッキーだった。いっぱいラッキーがあって、いいラウンドになった」と振り返った。
前日の第2ラウンドから一転、パッティングが要所で決まった。「今日は入ってくれた。昨日と今日を足して割って、ずっとアベレージで出たらいいんですけど、なかなか思うようにいかない。昨日あれだけ悪くて今日良かったということは、すごくプラスだと思う」とし、「(パットは)少しだけ変えたけど、大まかには変えていない。ラインの読みだったり、今日はうまく自信をもって最後まで読めた。そこは良かったと思う」と話した。
残り18ホールで、4打の差を追いかける。「どっちに転ぶか分からないようなゴルフをしているので、あまり期待できないけど、いい位置にいられるので。最後の何ホールかで争える位置にいられるように頑張りたい」と意気込みを口にした。
シェーン・ローリー(アイルランド)とヨーゼフ・シュトラカ(オーストリア)が14アンダーで首位で並んだ。3打差の3位にジャスティン・トーマスとキース・ミッチェル(ともに米国)がつけた。ロリー・マキロイ(英国)は8アンダーで6打差の6位。