
宮里藍さん
◆女子プロゴルフツアー メジャー初戦 ワールドレディスサロンパスカップ 最終日(11日、茨城GC東C=6675ヤード、パー72、報知新聞社後援)
今大会特別協賛の久光製薬とスポンサー契約を結ぶ宮里藍さんが、今季のメジャー初戦を総括した。37歳の申ジエ(韓国)が39歳の藤田さいき(JBS)とのプレーオフ(PO)を制し優勝。「すごい試合だったなと思います。同世代の藤田さいきも体調が悪い中で、最後までちょっとひやひやしながら見てたんですけど、力を振り絞って頑張ってました。ジエも本当に昔から知っている、一緒に戦ってきた仲間の1人なので、本当に底力を見せてくれた。年の近い2人があれだけ頑張ってくれて、とっても刺激になりました」と振り返った。
18番パー5で行われたPOは申が3打目をピンそばにピタリとつけ、勝負を決めた。「最終ラウンドはノーバーディーで、結構フラストレーションが溜まる状況だったと思うんですけど、プレーオフになった時にぐっと集中力を上げてチャンスをつかんだので、そこはさすがの一言」と勝者をたたえた。
今大会は連日14フィート以上のグリーンスピードが記録された。ラフも深く、タフなコンディションの4日間となった。「ここの茨城GCさんはすごく難しいですし、特に東コースは飛距離のある選手が有利かなと思いきや、今年に関してはとてもバランスのいいコースセッティング。最後は経験が勝ったのかなという感じもしてますし、そこは見ていて面白かったです」と印象を語った。