13歳アマ・寺町美友海がプロツアー初出場へ「予選通過したい」 身長148センチで飛距離240ヤードの新星


プロツアー初出場となるブリヂストンレディスに向けて意気込みを語った寺町美友海

プロツアー初出場となるブリヂストンレディスに向けて意気込みを語った寺町美友海

◆女子プロゴルフツアー ブリヂストンレディス(22~25日、愛知・中京GC石野CC=6642ヤード、パー72)

 プロツアー初出場となる13歳アマチュアの寺町美友海(みゆみ)=愛知・聖霊中2年=が21日、会場で練習を行い、デビュー戦に向けて「どんなプレーができるか楽しみ」と胸を躍らせた。

 愛知・豊山町の13歳は、下部ツアーも含めてプロツアーに初出場。自宅から車で50分ほどの中京GCで練習ラウンドを8回こなし、「最初は苦手なホールでダブルボギーを打ったりしたけど、回ってる間に克服できて、パーで上がれたりした。ショットも前より調子が上がってきた」と手応えを語った。

 予選ラウンドは、幼少期から憧れてきた名古屋市出身の金田久美子(スタンレー電気)と同組。22歳上の同郷の大先輩とは、20日の練習ラウンドでもともにプレーし「(体が)小さいのに飛ぶね~」など声を掛けられた。寺町は「小さい頃から優しくしてくれた。ゴルフもうまいし、かわいい。うれしいし、楽しみ」と声を弾ませた。

 寺町は、4歳から父の影響で本格的にゴルフを始めた。22年のIMGA世界ジュニアゴルフ選手権は9~10歳女子の部で5位入賞した新星だ。現在は身長148センチながら、ドライバーの飛距離は240ヤード。将来の目標は「21世紀を代表するプロゴルファーになりたい」と夢は大きい。

 プロへの第一歩となる今大会に向けて「パープレー近くで回って、予選通過したい」と初々しく抱負を語った。23日に13歳300日で予選突破すれば、日本選手では歴代9位の年少記録。「グリーンの外からアプローチで寄せてパーを取ったり、パーセーブするところを見てほしい」と呼びかけた。

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